「…お前。昌になにか聞いたのか?」 「昌さん…?昌さんがなにか関係あるんですか?」 首を傾げた秋野。昌から無理矢理聞き出したのかと思ったが、そうではないらしい。 「…いや。べつに。」 顔を伏せれば。 「ロッカーで、春川さんがダウンを撫でているところを見ちゃったんです。」 いや!わざとじゃないですよ?不可抗力です!! そんな風に前置きして。 「まるで、愛おしい彼女を撫でているみたいでした。とても、優しい目で。だから、大切なひとからプレゼントされたものなんじゃないかと思ったんです。」 .