「どけてくれないか。」 静かに声をかければ、 「仲いーと思ったら、付き合ってるんだ?さっきはおっさんのくせに、ムキになっちゃってたもんねぇ?」 あははは。ダセー!!耳につく笑い声をあげる、男たち。 構わずに、間を抜けようとするが、 「ねぇ、待ってよ。さっきのお礼がしたいからさぁ。女貸せよ。」 背中で、秋野がびくっと跳ねた。 大丈夫だ。安心させるように、腕を掴んでやる。 .