「こんくらいだったら、置いておいてやるよ。」 俺も、手のひらで大きさを示せば。 「ちょ!ちょっと春川さんっ!!隙間なんてないじゃないですかっ?!人差し指と親指、ぴったりくっついちゃってます!!」 「ん~そうかぁ?よく見ろよ。すこーしあいてんだろ?」 そんな俺のからかい声に、 「もうっ!すこーし過ぎますっ!!」 無理やり、指と指を開かせようとする。 届かないように、腕を高くあげれば、 「春川さんのイジワル~!!」 その場で地団駄を踏む秋野。 .