「ねぇ、雪穂ちゃん!もしかして妊娠してるんじゃあ…!」
「ええええええ??!」
「大変っ!さっそく検査しなくっちゃ!!」
直ぐにクリニックに戻り検査をすると、確かに私は妊娠していた。
確かに生理きてなかったかも…。いつも不順だからあんまり深く考えた事なかった。
というか、私のお腹の中に海鳳の子供がいるなんて… まだまだ全然出ていないお腹を押さえると、いつもより温かい感じがして無性に愛しくなってしまった。
早乙女家はさっそく皆大喜びで、出産は早乙女クリニックでする事になった。
確かに海鳳の実家ならば安心だけど
妊娠していると電話で彼に告げると、今日は仕事を急いで終わらせるとの事だった。
仕事が終わり、早乙女クリニックの事務室で海鳳の帰りを待っていた。



