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それから二ヵ月後、早乙女クリニックで凪咲さんとお昼休みに近所のカフェにランチに来ていた。
「今となったら笑い話だけどね、でも自分って昔から可愛い物の好みが変わらないってのは分かったけど」
私が幼い頃海鳳と凪咲さんが入れ替わってるのに気が付かず、凪咲さんを海鳳だと思い好きになったのは
今では笑い話に変わっている。 自分でも間抜けだって思うし
信じてずっと忘れられなかった初恋の人が、実は女の人だったなんて…。
「もぉ~、また凪咲さんはその話~…
だって本当にかっこよかったし!」
「そりゃあ海鳳だって覚えていない筈だよね。
あいつその頃私のワンピース着て、代わりにピアノ弾いてるんだもん。
でも雪穂ちゃんが分からなくって当然よっ!
あの頃はお父さんやお母さんさえ私達が入れ替わると気が付かなかったから」
「あはは~、そうなんですね~。」
それから二ヵ月後、早乙女クリニックで凪咲さんとお昼休みに近所のカフェにランチに来ていた。
「今となったら笑い話だけどね、でも自分って昔から可愛い物の好みが変わらないってのは分かったけど」
私が幼い頃海鳳と凪咲さんが入れ替わってるのに気が付かず、凪咲さんを海鳳だと思い好きになったのは
今では笑い話に変わっている。 自分でも間抜けだって思うし
信じてずっと忘れられなかった初恋の人が、実は女の人だったなんて…。
「もぉ~、また凪咲さんはその話~…
だって本当にかっこよかったし!」
「そりゃあ海鳳だって覚えていない筈だよね。
あいつその頃私のワンピース着て、代わりにピアノ弾いてるんだもん。
でも雪穂ちゃんが分からなくって当然よっ!
あの頃はお父さんやお母さんさえ私達が入れ替わると気が付かなかったから」
「あはは~、そうなんですね~。」



