「あれ、自覚ないんですよ」
「マジで?やばくない?昔から?」
「昔からっすねー。あ、でも珍しいっちゃあ珍しいのかも。オリは基本的に心閉ざしがちなんで。出会って間もない人に素を見せて身内対応してるのはかなりレアっす!てか前代未聞?です!」
「ヤだ~自惚れそう~!」
「自惚れちゃって大丈夫だと思いますよ」
「あっ!立ち話させちゃってごめんね。ここ座って~!私、牧亜未夏です。今はモモちゃんのあしながおねえさんやってまーす!」
「美方七生です。オリの幼なじみで親友だと思ってます!」
「…………俺は突っ込まないからな」
やっぱりこの二人はノリも騒がしさも似てる。あと、秒で打ち解けているあたり、なんか、なんか、ムカつく。ような気がする。なんでだろう。そのうち自分に被害が出そうだからかな。そうかも。
まあだからなんだって話で。今はこの謎の状況が落ち着かない。



