「…………あ?」
「ん?モモちゃん帰ってきて早々にめっちゃ怖い顔するじゃん」
「アンタ!またなに焦がしてんだ!!」
「あ゙っ」
右も左もわからない七生を玄関に置き去りにするのは忍びないなって頭のどこかでは冷静な部分も残っていたけど。悪い。今はお前に構ってる暇はない。七生より早急に救出すべきものがある。
「え、えへ。二人にパイでも作ろうかなあ~とか思ってえぇ~」
「かわいこぶりっこしてもダメですよ」
「すい゙まっせえええええ゙ん!リンゴ鍋で焦がしましたあ!!」
「なんでわざわざそんな難易度の高いもんを……」
「なんか!今日はイケそうな気がした!」
「いけてねーじゃねえか」
「う、ごもっとも」
「アンタは大人しくフルーチェでも作ってろ」
「……地味にひどくない?」



