「ああ、あの人は母さんの元カレなんで放置で大丈夫ですよ。落ち着いたら電話でも入れときます。てか火事の原因があの人の寝タバコっぽいの、地味にムカついてるんですよね。俺」
「わっはは!素直でよろしい!ていうか、私はモモちゃん聞きたいことが山程あるよ……」
「えーっと、お手柔らかに?」
鼻の頭を真っ黒にして、超がつく軽装。足はスリッパとサンダル。どう見たって怪しい風貌の二人が、手を繋いで早朝の細道を進む。
「改めましてかな。私、牧亜未夏」
「百瀬汐里です」
「「よろしくお願いします」」
これが、私とモモちゃんの出逢いではじまり。
因みにこの火事とは関係のないところでAmica周辺も燃えに燃えていた。ゲロ吐いてモモちゃんに背中を擦られている写真とビールジョッキの山を一緒にSNSに上げてた奴。マジで許さないからな!!



