HONEY BUNNY P!NK♡⦅前編⦆

 
「で?」
「イヤン!空気を読んで石像になってた俺を褒めてよ~!」
「石像はウインナーも卵焼きも食わねーんだよ」


あいたっ、と大袈裟に痛がる七生の手の甲をもう一度抓る。


「佐山さん!買い出しは七生が付き合うから」
「うそ!七生が来てくれんの?!」
「え~っ!オリふつーに俺のこと売るじゃん!まあいいけどね。おーし!重たいもんでもなんでも持つよ!アヤピ俺でもいーの?」
「全然いいよ!助かるありがと~!」


にこやかに手を振る七生と、佐山さんの奥で苦虫を噛み潰したような顔で固まるめぐる。ここら辺も上手く纏まってくれたら御の字だ。意地の張り合いというか、なんというか。二人も拗れてる。


「さて、オリさんよ」
「はいはい、なんでしょう七生さん」
「この見返りは勿論あるんでしょうね?」
「おー、叶えられる範囲ならな」