今度は思案顔で腕を組んだかと思えば、椅子ごと身体を大きく仰け反らせていく。不安定で、危なっかしくて、目が離せない。
「よそよそしくなったとかではないんだよね?」
「それは違う。全然、あのまま」
「そっかあ。うーん、難しいな~」
アメリカンドッグの次に納豆巻き、おまけに飲み物にバナナオレを選ぶこいつの食のセンスは心底理解できないけど。これを指摘しようものなら俺にもセンス云々の飛び火が差し向けられるので黙っておくことにした。口論する元気は生憎と持ち合わせていない。
「めぐるはなんか言ってた?」
「いや、あいつは特に。ああでも。松ノ屋に来たがってる」
「あー、疑ってんのかね」
「どうだろうな。七生が考えてくれた筋書きは嘘くさくはねえと思ったけど。一応、大将にも口裏合わせ頼んでるし」
「松川のおっちゃんマジで神な~」
「よそよそしくなったとかではないんだよね?」
「それは違う。全然、あのまま」
「そっかあ。うーん、難しいな~」
アメリカンドッグの次に納豆巻き、おまけに飲み物にバナナオレを選ぶこいつの食のセンスは心底理解できないけど。これを指摘しようものなら俺にもセンス云々の飛び火が差し向けられるので黙っておくことにした。口論する元気は生憎と持ち合わせていない。
「めぐるはなんか言ってた?」
「いや、あいつは特に。ああでも。松ノ屋に来たがってる」
「あー、疑ってんのかね」
「どうだろうな。七生が考えてくれた筋書きは嘘くさくはねえと思ったけど。一応、大将にも口裏合わせ頼んでるし」
「松川のおっちゃんマジで神な~」



