嫌味なくニヤつけるのはこいつの特権だと思う。
「え、まってマジか。ほんとにどした?相談乗るよ?」
こうやってすぐに空気が読めるのも。七生だから、気が緩む。
「相談するほどじゃない」
「えー、なにそれ。逆に気になるやつじゃん!」
「……自分でもよくわかんねーんだよ」
ようやく箸を動かし、おかずの上を目的もなくゆっくりと走らせる。なにから食べよう。なにから食べていたっけ。卵焼き、ウインナー、いんげんの肉巻き、茹でたブロッコリーにナポリタン。
「なんとなく、」
「うん」
「壁がある気がして」
「うん?」
「それがなんでだかわかんねえ」
「え、まってマジか。ほんとにどした?相談乗るよ?」
こうやってすぐに空気が読めるのも。七生だから、気が緩む。
「相談するほどじゃない」
「えー、なにそれ。逆に気になるやつじゃん!」
「……自分でもよくわかんねーんだよ」
ようやく箸を動かし、おかずの上を目的もなくゆっくりと走らせる。なにから食べよう。なにから食べていたっけ。卵焼き、ウインナー、いんげんの肉巻き、茹でたブロッコリーにナポリタン。
「なんとなく、」
「うん」
「壁がある気がして」
「うん?」
「それがなんでだかわかんねえ」



