「よかったな。羽花って今日は確か週一の休みの日だよね?」
「はい、そうです」
「じゃあさ、今日――」
「羽花!!!」
後ろから大きな声で名前を呼ばれ雷斗くんの声がかき消された。
この声の持ち主はすぐに分かった。
「翔ちゃん?」
振り返ると走ってきたのか息を切らし肩でハァハァと息をしている翔ちゃん。さっそく学校で話しかけてくるなんて……凄いです!!!
クイクイっと袖を引かれ「誰?」と雷斗くんに聞かれすぐに「幼馴染の翔ちゃんです」と返した。
「どーも、羽花の幼馴染の池内(いけうち)翔です。どうも初めまして会長さん」
「それはどうも、羽花の彼氏の一ノ瀬雷斗です。なにか羽花に用ですか?」
一瞬手の甲が触れたと思ったらギュウッと雷斗くんに手を握りしめられた。
(はわわわ、ど、どうしたのでしょうか!?)
心臓が破裂しそうなくらいどくどくと鳴っている。
「はい、そうです」
「じゃあさ、今日――」
「羽花!!!」
後ろから大きな声で名前を呼ばれ雷斗くんの声がかき消された。
この声の持ち主はすぐに分かった。
「翔ちゃん?」
振り返ると走ってきたのか息を切らし肩でハァハァと息をしている翔ちゃん。さっそく学校で話しかけてくるなんて……凄いです!!!
クイクイっと袖を引かれ「誰?」と雷斗くんに聞かれすぐに「幼馴染の翔ちゃんです」と返した。
「どーも、羽花の幼馴染の池内(いけうち)翔です。どうも初めまして会長さん」
「それはどうも、羽花の彼氏の一ノ瀬雷斗です。なにか羽花に用ですか?」
一瞬手の甲が触れたと思ったらギュウッと雷斗くんに手を握りしめられた。
(はわわわ、ど、どうしたのでしょうか!?)
心臓が破裂しそうなくらいどくどくと鳴っている。