国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜

「そうなんです。私が勇気を出せたのは雷斗くんのお陰なんです」


「羽花も会長の事が大好きなんだね」


 ……大好き。そうなんです、いつのまか大好きなんだと自覚してしまいました。もっと自分に自信がついて胸張って雷斗くんの横に立って居られるようになったら、きちんと告白して雷斗くんの腕の怪我が治った後もできれば一緒にいたいです……


「はい、とっても大好きなんです」


「あぁ、なんてピュアなの。心が浄化されていく〜ってほら、噂をすれば来るって本当なんだね」
 

 噂をすれば来る?


「羽花、一緒に帰れるか?」


「ら、雷斗くん!?」


 ドアの所に立っているのは紛れもない雷斗くん。最近はお互い忙しくて一緒に帰ったりできてなかったのに。


 急いで雷斗くんの元へ駆け寄る。


「もうそろそろ終わりだろう? 待ってるから一緒に帰ろう」


「あ、はいっ。片付け終わったらすぐ行きますね」 


 嬉しくてつい笑顔になってしまう。一緒に住んでいるけどこうして一緒に帰れるのも凄く嬉しい。


(欲張りすぎでしょうか……バチが当たるかもしれませんっ)


 でも早く一緒に帰りたくてつい手の動きが早くなる。