国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜

 口には出さないけれどきっと私という存在が幼馴染の翔ちゃんにとってお荷物になっていたと思う。でも翔ちゃんとも学校で普通に話せる時がくるなんて、小学校の頃からは想像も出来ない。


(小学生の時は貧乏ってイジメられて幼馴染お翔ちゃんまで巻き込んで……でも、やっと私が一歩進めたから……嬉しいな……雷斗くんのお陰です)


 嬉しくてスキップしだしそうになる足を我慢し、綻んでしまう口元を両手で隠しながら教室へ戻った。