国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜

 どうしたら怪我が治ってからも雷斗くんの側に居られるかこの一週間でたくさん考えた。考えて、考えて、考え抜いた結果これしか浮かばなかった。


 ――雷斗くんの本当の彼女になる。


 私ごときがおこがましい考えだとは思うけど、何度考えても、もうそれしか方法が見つからなかった。文化祭が無事に終わって、もっと自分に自信が持てるようになったらちゃんと気持を伝えて告白したい。私を本当の彼女にしてください、と。


(はぁ〜ダメダメですっ! 雷斗くんのことばかり考えてないでメニューを決めなきゃ)


 雷斗くんのこともあるけれど、今は目の前の文化祭をしっかりと成功させなくちゃ! 私もいっちょ前に和風カフェのレシピの担当をさせてもらっている。今日はメニューの見た目をどう盛り付けるかの最終確認をする日だ。