新・詩と写真1「囁きがきこえる」



  ふわりふわりと

  ゆるやかに弾む心で

  キラキラと光るなにかを

  追いかけたかった


  ここはときおり、サラサラと風がふく


  今はただ

  途方に暮れて影をなぞるだけ