非常勤講師と受験生

そんなことを思っていると、日が暮れてきている事に気が付いた。

ハッとして帰りの支度を済ませ、その日は私一人で帰った。

今思えば、私と先生の関係で小説なんて書けるのだろうか。

『先生×生徒』という関係はテレビドラマや映画では見たことはあるものの、そういった関係の小説は見たことがなかった為、どんなものなのか気になり、

【ケータイ小説 先生 生徒】と検索をかけた。

そうすると、沢山の小説が出てきて、こんなにあるんだと腑に落ちた。

まゆちゃんはこういった小説を書いていて、私と先生の関係に萌えているということなのか…。

そして、荒城くんとまゆちゃんが付き合っていることも忘れてはいけない。

次の日の放課後、私とまゆちゃんでカラオケボックスに行き、自称・お祝い会を開いた。

ケータイ小説についてはとやかく言うつもりはないが、まゆちゃんにもようやく彼氏と呼べる人が出来たんだと、本人の様にとても嬉しかった。