非常勤講師と受験生

聞き覚えのある声だったので直ぐに分かった。

女性の方は養護教諭の先生で、男性の方は私のクラスの担任である、小林大河先生だ。

そうこうしているうちに、ベットを囲っている仕切りの布が開かれた。


「田中、目覚ましたか?」


小林先生が聞くので「はい。」と素直に答えた。

「どこか体調が悪い所はない?」と養護教諭の先生。

私は少し頭が痛かったので、「頭が痛いです。」と答えた。

「そう、もし続くようであればまた言ってね。」と言われたので、私は頷いた。