そして、社会の授業は終わり、給食の時間、五、六時間目と時間は過ぎていった。

放課後。

私は、まゆちゃんと一緒に帰ろうと思ったのだが、小林先生から呼び止められた為、私は一人で居残りをすることになった。

小林先生からの要件を簡潔に聞くと、サッカー部の事らしい。

私は一年からサッカー部のマネージャーをしていて、三年でもサッカー部のマネージャーをしようと思っていたので、都合が良かった。

小林先生はサッカー部顧問だそうで、一、二年とマネージャーをしていた私に「サッカー初心者だから宜しく頼む」との事だった。

私は、「こちらこそ宜しくお願いします」と言い、その日は帰った。

そして、一か月があっという間に過ぎていった。

この一か月は、身体測定や、進路希望調査、家庭訪問など色々な行事があり、とても早く感じていた。