社会担当は小林大河先生の為、私はとてもドキドキしてしまっていた。

そろそろ四時間目のチャイムが鳴ろうとしていた時、小林先生はテレビやタブレットなどを持って教室に入って来た。

社会の授業もオリエンテーションなどをすると聞いているので、それなりの準備しかしてきてない。

そして、四時間目のチャイムが鳴った。

私は学級委員の為、「気を付けー、礼ー、着席ー」そう言って、号令をした。

小林先生の授業は順調に進んでいったが、時々私に目配せをしてきて、小林先生の顔が赤くなっていた為、クラスの女子達から冷たい目で見られないか不安になった。

が、クラスの女子達は先生の授業に夢中で気付いていなかったっぽい。