非常勤講師と受験生

まゆちゃんが帰ったという事は、この部屋に居るのは私一人と通話中の小林先生だけ、という事になる。

『おい、葵?』

「あっ、先生?どうしましたか?」

『葵が良いんだったら、二十五日のクリスマスの日何時でも良いように空けておくけど』

「じゃあ、クリスマス当日宜しくお願いします………!」

『時間は何時が良いとかあるか?』

「それじゃあ、午前十時とかからなら大丈夫ですよ」

『そしたら午前十時頃に葵ん家に迎えに行くから、とびっきり可愛い服で来いよ』

「わっ、分かりました」

『好みはこの前みたいな、フリフリでリボン付いてるワンピが良いなぁ』

「りっ、了解ですっ………!」

そして、小林先生との電話を切った。

一先ず高校受験に合格していて良かった………!!!

そしてクリスマス、どうしよう………。

まぁ、いつも通りに過ごせばいいんだ!

そう思った一日なのでした。