んにしても、翔遅いなぁ。
「お嬢ちゃん1人〜?」
「おい!この子めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか!ねぇねぇ、俺らと一緒に遊ばね?」
ガラの悪そうな兄ちゃんが2人、私に話しかけてきた。
「あの........私、人を待ってて........」
「そうなの?じゃあその子も一緒でいいからさ!!」
「っていうかよう、絶対その子も可愛いっしょ?俺ら今日ついてんなぁ〜」
「いや、あの男なんですけど........」
私の言うことは2人の耳には一切届かず失敗。なぜか肩掴まれてるし、そろそろ蹴っても誰も文句言わないんじゃないかなぁ。
足を出そうとしたとき、
