「ちょっと!!変なこと言わないでよ!!私狙いだなんて、天地がひっくり返っても有り得ないからね!?」
まったく、なんで私がこうもハラハラしないといけないの!?
変な冷や汗タラタラだわ!!!
「そうかぁ?まぁ、うちの娘は可愛いからな。いつ狙われてもおかしくないし、くれぐれも気をつけろよ。
じゃあ、俺はそろそろ行くからな。翔くん、娘を頼んだよ。」
「任せてください。」
いい子にしてるんだぞ〜と訳も分からない台詞を置いていく父親。
久しぶりのパーティーだったけど、ほんとに前途多難だな。
パーティーはもう、当分いいやーと1人で嘆く紗南ちゃんでした。
