「んなっ。お前、俺の奴隷なんだから、俺には隠し事せずに、全部話せよ?」




何顔赤くしてんだろ........




「気分台無し。」




「うるせぇ」




ふふっと2人で顔を見合わせて笑った。ずっとこの時間が続けばいいのにな........。柄にもなくそんな事を考えていた。




「あっ、携帯出せ。」




「なんで?」




「なんでもいいだろ?」



ほら、なんて言うから恐る恐る差し出すと、パッと奪われた。ササッと何かを操作して私に返してきた。




「はい、俺のケー番とLIME追加しといたから。電話は5コール以内に出ろよ?」




「わかった.......。」