『恵理?』
「・・・」
どんどんと心配そうな声に変わる宏貴。
携帯電話を握りしめる自分の手はまだ冷たい。
『どこにいる?俺行こうか?』
「・・・」
このままだと本当に宏貴は恵理の所へ来るだろう。
もしかしたら女性専用の休憩所でも構わずに扉を開けてしまう。
「もう少し・・・かかるかも・・・」
『体調悪かったら、今日はもう戻っていいぞ?部長には言っておくから。タクシー呼ぶか?』
どこまでも優しい宏貴。
宏貴の手はいつだって温かい。
なのに・・・恵理はどうしようもなく冷たい自分の手を握りしめる。
「・・・」
どんどんと心配そうな声に変わる宏貴。
携帯電話を握りしめる自分の手はまだ冷たい。
『どこにいる?俺行こうか?』
「・・・」
このままだと本当に宏貴は恵理の所へ来るだろう。
もしかしたら女性専用の休憩所でも構わずに扉を開けてしまう。
「もう少し・・・かかるかも・・・」
『体調悪かったら、今日はもう戻っていいぞ?部長には言っておくから。タクシー呼ぶか?』
どこまでも優しい宏貴。
宏貴の手はいつだって温かい。
なのに・・・恵理はどうしようもなく冷たい自分の手を握りしめる。



