「恵理」
表情のないまま、一点を見ている恵理の名前を呼ぶ。
「・・・」
恵理がこの表情をしているときに考えていることは宏貴にもだいたいわかるようになってきた。
「俺の白髪まで自分のせいだなんて考えるなよ?」
宏貴の言葉が的を得ていて、恵理は宏貴の目を見た。
「俺だってとしはとる。同じように恵理もな。それでも一緒にいる。俺が白髪だらけのおじいちゃんになっても、恵理だってスーパーのXLの特売だぼだぼTシャツ来たおばあちゃんになっても、一緒にいるんだ。一緒にいるってそういうことだろ?」
「・・・私は今の体型維持するもん。」
恵理のくもった表情が戻ってきたことを感じた宏貴は恵理の前にしゃがむ。
「じゃあ、確認のために乗れ。」
「いやだ。」
「だめ。おりゃ。」
宏貴は恵理の体をひょいっと持ち上げて自分の背に乗せると車までの道を歩き始めた。
表情のないまま、一点を見ている恵理の名前を呼ぶ。
「・・・」
恵理がこの表情をしているときに考えていることは宏貴にもだいたいわかるようになってきた。
「俺の白髪まで自分のせいだなんて考えるなよ?」
宏貴の言葉が的を得ていて、恵理は宏貴の目を見た。
「俺だってとしはとる。同じように恵理もな。それでも一緒にいる。俺が白髪だらけのおじいちゃんになっても、恵理だってスーパーのXLの特売だぼだぼTシャツ来たおばあちゃんになっても、一緒にいるんだ。一緒にいるってそういうことだろ?」
「・・・私は今の体型維持するもん。」
恵理のくもった表情が戻ってきたことを感じた宏貴は恵理の前にしゃがむ。
「じゃあ、確認のために乗れ。」
「いやだ。」
「だめ。おりゃ。」
宏貴は恵理の体をひょいっと持ち上げて自分の背に乗せると車までの道を歩き始めた。



