でも、ずっと人生をかけて向き合って来た仕事を恵理から取り上げてしまうことは、もう一度前に進むための道しるべを奪ってしまうことになりかねないと、磯貝医師にも止められた。
自分の病気とうまく向き合うことが今、恵理に必要なことだという。
そのためのサポートをするのが宏貴の今のできること。
すべてを除外したり、やめる選択をすることは今以上に恵理の自己肯定感を下げてしまう可能性があるとしって、一層支え方の難しさを感じていた。
「宏貴」
考え事に集中していた宏貴に、目を覚ました恵理が気づいた。
「体調は?大丈夫か?」
「ごめんね・・・」
「謝らない約束だろ?」
優しく微笑みながら、恵理の髪を撫でる宏貴。
恵理もその手のぬくもりにもう一度目を閉じて、大きく深呼吸をする。
「帰れそうか?もう少し休む?」
「・・・帰りたい。」
恵理がもう一度目を開けて宏貴の方を見る。
自分の病気とうまく向き合うことが今、恵理に必要なことだという。
そのためのサポートをするのが宏貴の今のできること。
すべてを除外したり、やめる選択をすることは今以上に恵理の自己肯定感を下げてしまう可能性があるとしって、一層支え方の難しさを感じていた。
「宏貴」
考え事に集中していた宏貴に、目を覚ました恵理が気づいた。
「体調は?大丈夫か?」
「ごめんね・・・」
「謝らない約束だろ?」
優しく微笑みながら、恵理の髪を撫でる宏貴。
恵理もその手のぬくもりにもう一度目を閉じて、大きく深呼吸をする。
「帰れそうか?もう少し休む?」
「・・・帰りたい。」
恵理がもう一度目を開けて宏貴の方を見る。



