想いのままに心のままに ~結婚より仕事の30女が身ごもりました~

「恵理っ!」
服を着たままシャワーを全開にして頭から水を浴びている恵理。
すぐに宏貴がシャワーをとめる。

「ばかっ。何してんだよ!」
つめたい水を全身に浴びていた恵理は真っ青な顔をして、がたがたと全身を震わせている。
脱衣所からバスタオルを引っ張り出し恵理の体に巻き付けた宏貴が、すぐに浴槽にお湯をためる。

「やめて・・・・」
「恵理?」
「優しくしないでよ・・・」
「何言ってんだよ」
宏貴が震えている恵理の体を抱きしめようとするのを、恵理が震える手で押しのける。
「やめて・・・やめて!!」
ヒステリックに叫ぶ恵理の様子がおかしいことになどすぐに気が付いている。

宏貴は何も言わず、何度も何度も払いのけられる手を伸ばし、恵理の体を無理やり抱きしめた。