「あぁっ! そう言えば桜さん! ココナッツ炒めできてますよ!」 「あぁ! あと一問解いたら行こうとしてました!」 もちろん、忘れてなんかいないわ! 「一緒に食べましょ!」 「はいっ!」 「そう言えば、お猿さん飼ってますか?」 「ええっ? そんなわけないじゃないですか~」 オシャレな雰囲気で食べたココナッツ炒めはとても全品だった。 ほんわかした今日、勉強した今日はチクタクと鳴る時計によって幕を閉じた。 「すうがくさいこーぉ…」 桜は夢でも勉強していたようです。