だれも、わたしたちがいる鳥居の太い柱の陰にまで気を配っていない。
「本当のことを言うと…。苺花は陽翔のところに行くと思ってた…」
わたしを抱きしめるなぎちゃんから、珍しく自信のない声が漏れる。
だからなぎちゃん、わたしを待つ姿もどこか寂しそうに見えたのか…。
「なぎちゃんこそ、どうして…わたしなの?」
「そんなの、ずっと好きだったんだから理由なんてねぇよ。苺花以外の女になんて興味ないし」
「本当のことを言うと…。苺花は陽翔のところに行くと思ってた…」
わたしを抱きしめるなぎちゃんから、珍しく自信のない声が漏れる。
だからなぎちゃん、わたしを待つ姿もどこか寂しそうに見えたのか…。
「なぎちゃんこそ、どうして…わたしなの?」
「そんなの、ずっと好きだったんだから理由なんてねぇよ。苺花以外の女になんて興味ないし」



