わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡

そんな不安が頭を過ぎった。


…そのとき。


「苺花になにしてんすか」


薄暗くなりかけた神社の境内に響いた声。

驚いて見上げると、大輝先輩の後ろに立っていたのは、なぎちゃんだった。


「なぎちゃん…!」


なぎちゃんは大輝先輩を突き放すと、わたしの腕をつかみ自分のほうへと引き寄せる。

そして、大輝先輩に視線を移す。


「…えっと、大輝先輩でしたよね?」