優しく残忍な人。

「·····お前が言うなら

そうしよう。」

沖田さんの言葉で

芹沢さんはお店を出ていった。

「ご主人、この子を借りても?」

「助けていただき感謝します。

もちろん連れて行ってください。」

父は沖田さんに頭を下げた。

沖田さんが危険ではないことは

父もよく知っている。

だからこそ、

私を連れていくことを許した。

「·····」