優しく残忍な人。

「沖田さんの使いの者です。

藤堂さんを呼んでください。」

私は沖田さんに

言われたことを伝えた。

「こんな女にか?」

けれど簡単に呼んでは貰えなかった。

「お前ら何してんだ?」

どうすればいいか困っていると

奥から聞き慣れた声が聞こえた。

「お千代ちゃん!?」

藤堂さんだった。

「よかった·····!

今お呼びしてもらおうと

思ってたんです」