優しく残忍な人。

沖田目線

お千代さんの店を出ると

私はすぐに平助たちのいる

前川邸へ向かった。

「お、総司。

芹沢さんの所に行かなくていいのか?」

平助はいつものように言った。

ちょうどいい、

佐之さんもいらっしゃるとは。

私は無言で刀を抜き、

平助の首元へ向けた。

「お千代さんに言うなと

あれほど言いましたが?」