優しく残忍な人。

二人の時間だからといって

のんびりできる訳では無い。

掃除にお洗濯お買い物に

それからお料理もしなければならない。

「一郎、待っててね!」

一郎をおろすと

私は忙しなく動き始めた。

「きゃっきゃっ」

一郎が笑っている。

たった1人で。

これが初めてな訳では無い。

いつも一点を見つめては

笑っている。

一さんに言ってみようかしら。