優しく残忍な人。

斉藤目線

私が血を流していると

総司は謝った。

「申し訳ありません·····!

私を庇ったせいで·····。」

自分を責めていたが

私は考えていた。

何故私は総司を庇ったのか。

「傷がひとつ増えただけだ。」

「ですが·····。」

ふと聞いてみたくなった。

「私のことは嫌いか?」

総司はいつも私に話しかけた。