優しく残忍な人。

ここで敵を斬らなければ

私と総司は死んでしまう。

私は咄嗟に敵の刀を奪った。

そして迷わず斬った。

━ズバッ━━バシュッ━━━

最後の一人を斬ろうとした時、

敵の後ろに総司がいた。

総司は立ち上がり、

木刀で敵の男の頭を叩いた。

そしてその男は気絶した。

雨が降り俺たちは濡れた。

「何故斬らせなかった?」

私は不思議に思った。