でも私は

どう声をかければいいのか

分からなかった。

心を軽くして

あげれなくてごめんなさい。

心の中で謝った。

「では行きましょう。」

総司さんは立ち上がった。

あと少し、少しでいいから

共にいたい。

私はそう思ってしまった。

昔、総司さんとした

ある約束を思い出した。