優しく残忍な人。

私は恐る恐る

お店の外を覗いた。

「サボりやがって。

おかげで非番の俺らが

探しに行くことになったじゃねーか!」

「一番隊が困ってたぞ。

ったく、ろくな頭じゃねーや。」

「ちょうどいいところに来ましたね」

「「人の話を聞けよ!」」

〝カタッ〟

見つからないように

覗いていたけれど

後からやって来た殿方2人が

急に大きい声を出したので

驚いて音を立ててしまった。