優しく残忍な人。

「ん·····」

「お千代さん!

よかった·····よかった·····!」

「わ、たし····の···せ···い」

なにか呟いている

彼女を起こし私は耳を傾けた。

「私のせいで·····!

ゆきちゃんは、ゆきちゃんは」

あぁ、彼女は

自分のせいで2人が死んだと思っている。

そんなわけないのに。

2人は満足をして

この世を去ったと私は思っている。