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沖田目線

「ではお元気で。」

「ああ。元気でな!」

今日は平助と一さんが

旅立つ日。

平助は悩みがない顔で

手を振っていた。

一さんに私は挨拶しなかった。

一さんはお千代さんと

恋仲になったんだ。

きっと彼なら幸せにしてくれる。

なのに私は未練を捨てれず

醜い嫉妬をしているんだ。