優しく残忍な人。

平助が仲間じゃないのなら

私にとっては弟も同然。

「生きなさい。

この時代を生き抜いて

1人の女子を守り抜くのです。」

「すまねぇ·····。」

平助は部屋を出ていった。

「平助、どうか無事で。」

これからは平助に

会うのは難しくなる。

けれど寂しくはない。

平助が生きていてくれるのなら。

私はたった1人の女子を

守ることすら出来ないが

平助なら必ず守れる。

そして次の日、

一さんも共に出ていくと話があった。