優しく残忍な人。

「それはいつだ?

いつから異変を感じていた?」

佐之さんが怒っている。

とても低い声でいつもとは違う、

真顔の佐之さん。

「答えるんだ。」

新八さんもいつもより

顔が怖い。

「池田屋、あの日私は倒れました。

あの時から違和感はあったんです。

暑さで倒れることなんて

今まで無かった。

·····そして半年前、

初めて吐血しました。」