優しく残忍な人。

「いつからだよ·····。」

「いつでしょうねぇ」

一体いつから

私はこんなふうになったんだろう。

「お前が俺を遠ざけだした頃か!? 」

平助は私より年下だから

守りたかった。

だから初めて吐血した時から

少し距離を置いていた。

「気づいていたんですか。」

「当たり前だろ!?」

「····恐らく、それより前から

体に異変は起きていました。」