優しく残忍な人。

総司さんは

名前を呼ばれて振り返った。

つられて私も振り返る。

するとそこにいたのは

近藤さんだった。

「まだ連れてきていたのか。」

私は少し苦手な方。

重い雰囲気をまとっていて、

私のことをあまりよく思ってないよう。

「えぇ、

ここの菓子は美味しいので。」

総司さんは笑顔で言った。

近藤さんは呆れた顔をして

行ってしまった。