優しく残忍な人。

この日、総司さんは

私を引き止めることは無かった。

「はぁ·····」

あれから20日ほど経った。

けれど総司さんが来ることは無かった。

「沖田さん達いらっしゃらないね。」

隣でゆきちゃんがそう言った。

「平助さんもね。」

ゆきちゃんはきっと

平助さんに想いを寄せてる。

名前を出しただけでほら

顔が真っ赤。

「ち、千代ちゃんは

沖田さんのことが好きなの?」