だからこの案は考える余地もなく却下されると思ってたんだけど,次に聞こえたのはまさかの,
「いーじゃんいーじゃんごま団子!私が求めてたアクセントってそーゆーこと!」
だった。
うん,やっぱり人の感性はそれぞれなんだな。
勉強になる。
「お!まさかのごま団子に一葉ちゃんが乗ってくれたと言うことは!2人はどうなの!!」
なんて,判断は俺とイワナナちゃんに委ねられたらしい。
イワナナちゃんはまだケラケラ笑いながら俺の方を見てきた。
「中村くん,どうする??笑」
なんて上目遣いで言われて朝からたまったもんじゃない。この先も無自覚のうちにやられそうだから気をつけないとな。
なんて,違う違う。今はごま団子について考えないと。
「あー,でも結構楽しいんじゃね?」
イワナナちゃんに無事やられてた俺から出せる精一杯の言葉はそれだった。まあ平然は装っていたと思うけど。


