5時間目の休み時間、青山碧は、3-Cの教室がある東棟ではなく、わざわざ離れた西棟まで、ある人物を呼び出した。 それは剣道部員であり、私の元カレNo.12でもある、重松茂(しげまつしげる)だった。 重松茂という男を、一言で表すなら、「優柔不断」。いや、「五里霧中」だろうか。 とにかく、迷いっぱなしな男だった。