それならばと、文具店に寄ろうかと言ったら、青山碧は、首を横に振った。 「ノート買うついでに、アイス食べたい」 「アイス?」 まあ、いいかもしれないと思った。 「ほんと? じゃあ、テリアストアに行こ?」 「テリアストア?」 そんなコンビニあっただろうか。 「そこの新作アイスがめちゃくちゃ美味いのよ!」 「へえ。何味?」 「アボカドしょうゆ味」 「……ポテチの話だっけ?」 「あ、今まずそうって思ったでしょ? いいからいいから、食べてみよ?」