食事が終わって、暖炉やビリヤード台、雀卓なんかが置いてある談話室で紅茶を飲んでいると、ふと高橋隆人が、「麻雀をやらないか?」と言った。
「面白そう!」と青山碧が乗り、「よっしゃ、やってやるか!」と柊主人公も乗った。
「和泉は?」と青山碧に聞かれたけど、私は何だかそういう気になれなくて、「今日はいいや」と断った。
「なら、当枝くんは?」と青山碧は当枝冬馬を誘ったけど、当枝冬馬も「ごめん、僕、麻雀のルール、知らないんだ」と断った。
「仕方ねえから、三麻にするか」
と高橋隆人が言って、三人麻雀が開催されると、私は談話室を出た。



